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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

今日は、天草上島を探検。
下の妖怪は、油すまし。(Wikipedia)
 
あぶらすまし989

出身地は、天草の山の中。 誰もが認めている。
油すましどんという人がいて、そこから、妖怪の話は生まれた。
墓があった。

高い石垣の塀を見て、山の上の展望台にも行ってみた。
    ※    ※    ※    ※

下の地図の、棚底という所で、石塀を見た。



駐車できる所をやっと見つけて、下を撮影。 

13年2月7日 (3)

どこの家にも、石垣の塀。 屋根の高さまでは、普通。

13年2月7日 (1)

正面に、矢筈(はやず)岳。 626㍍。  後で、あの山の左向こうにある展望台に行く。
右の丘に、棚底城跡がる。 歩いた。 青いビニルシートが散乱。 発掘のためだったのか。

13年2月7日 (2)

島にいると、石垣を見ても感動が薄くなる。
何せ、山の中の斜面には、畑を作るための石垣が、どこにでもある。
ただ、先人が苦労して作った石垣は、木が育って、しだいに、埋(うず)もれていく。

海岸を通って、下の場所に。



油すましの里に、来た。 ここを見たら、右の道を上がっていく。。

13年2月7日 (4)

何気なく、石垣が。 里と呼びたくなる風景。 道は、右奥に続く。

13年2月7日 (5)

5分も歩かないで、着いた。 この下に、油すましどんの墓が。

13年2月7日 (6)

頭がないですね。  顔も。 
コップに入っている物は何でしょう。 酒ではなく、椿の油です。  

13年2月7日 (8)

妖怪油すましは、滑稽な妖怪。 面白い。

出る場所は、「草隅越え」と、ある。 これは、草積峠のこと。
  ※ 聞き取りをした人は、漢字の知らない人から聞くことが多い。 だから、仕方ない。
場所は、ここから、近い。 北にあって、車で3分。  



その峠で、「昔、妖怪が出たんだってさ~」って言えば、「今でも出るぞ~」って出てくる。
これが、滑稽(こっけい)。

熊本地方の妖怪は、このパターンが得意。
「昔この辺りで、生首が転がってきたんだってさ~」って言えば、決まったように、
「今でもころがるぞ~~」って転がる。
これが、面白い。

大きな問題は、「油すまし」は、どう言う意味かですね。 
ネット上にはないので、私の考え。 想像。 

13年2月7日 (7)

上の説明に、油すましどんの仕事は、カタシの実を絞(しぼ)って、カタシ油を作るとある。
カタシは、椿のこと。 語源は、椿の実が堅いから。 もしくは、木が堅いから。
油すましの「すまし」は、「絞る」の方言。
「すましに」は、なるほど、「絞る」の意味があると、分かればいいわけです。

すましは、どんな漢字なのか。 それは、澄ましですね。
こんな言い方があります。 鉄砲を構えて、狙い澄ます。 気持ちを集中して、的をぎゅっと絞る、の意味です。

※ 他に、済ますには、不純物を取り除いて、透明にする、の意味があります。
  油すましどんの意味としては、こっちでも、大丈夫ですね。

油すましどんの意味は、分かりました。

どんな姿なのか、それは、水木しげるが、作り出したものしかない。
絵はないんですね。 
下のは、ある動画に出てくる。 ※ 自作のアニメ。  マシニマと呼ばれるジャンルだそうです。

abura1111.jpg

面白いですよ。



だれか、草積峠を舞台にした話を作ってくれないかな。

戻る時に撮影。 里山です。

13年2月7日 (9)

車は山を登って、下に見える、小ヶ倉観音に来ました。 



この道を100㍍ほど行くと、ありました。

13年2月7日 (10)   13年2月7日 (11)

千手観音だろうか。 お不動さんの剣を持ってるので、千手不動? 分からない。

13年2月7日 (12)

お堂場見えた。

13年2月7日 (13)

摩崖碑があるという。 磨崖ですから、岩に彫った。 

13年2月7日 (15)

梵字(ぼんじ)があると云う。  古いですよ。 荘厳点が、難しい。

13年2月7日 (16)

お堂の中ではなく、後ろにあった。

13年2月7日 (17)

暗いところで、斜め。 何枚も撮って、やっとこれ。

上の4つが、仏像を表す梵字(ぼんじ)。 これを描けば、絵は描かなくていい。 
一番下は、台座。

13年2月7日 (18)

真ん中の文字に、荘厳点があると書いてあるが、分からない。
※ ハンコの中に、字の周りが、周りの円とくっ付いた文字がある。
  そのくっ付いた部分を、荘厳点と言うそうなんだが。

梵字はここまで。

下に滝があった。 着替えの小屋があった。 古くて、今は、使っていない。
昔は、この滝で、行をしていたのが、分かる。
お経を唱えて、震えながら。 大変だ。

13年2月7日 (14)

今もする人はいるのか。

13年2月7日 (20)   13年2月7日 (19)

昔は、体調が悪かったら、お参りした。 今は、病院に行く。
困ったことがあったら、いつも来た。
心安らかに生きることも、学んだ。

更に行って、カヤツ丸展望台。 車がかわいそうだけど、来た。

13年2月7日 (21)

場所はここ。



地図の、栖本(すもと)中の方。

13年2月7日 (22)

上の、左。

13年2月7日 (23)

上の右。

13年2月7日 (24)

妖怪油すましの、草積峠を越えて、下津浦辺り。 菜の花。

13年2月7日 (25)

右上に、子供達。

13年2月7日 (26)

上津浦。  右奥に、南蛮寺があった。

13年2月7日 (27)

南蛮寺跡に、正覚寺を建てた。

13年2月7日 (28)

道の駅の近く。



本堂の横にお堂。 キリシタンの墓碑が、正覚寺の建て直しの時に見つかった。

13年2月7日 (29)

これが、キリシタン墓碑。 お墓の石。 

13年2月7日 (32)

文の中で、キリスト教を邪教と表現している。 思わず本音。 最後は、あたたかいけど。

13年2月7日 (30)

中央少し上に、干の字。 干十字と云うそう。

13年2月7日 (33)

こういうのも。

13年2月7日 (31)

何ヶ所も見ると、ブログを書くのが大変。
どこかが、適当になる。
2ヶ所くらいで、いいのかな。

妖怪、油すましが、面白かったですね。

【関連ブログ】   天草最高峰倉岳・大えびす像 ~天草市倉岳町~  今日は節分   他  (2010/2/3)

【停泊場所】   佐伊津港(天草市の中心街の少し北)

【明日の予定】  石橋を。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 妖怪、油すましの里。  小ヶ倉観音磨崖碑。  南蛮寺とキリシタン墓碑。~天草市~  他  (2013/2/7)
  • 2013年02月08日 (金)
  • 09時54分02秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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