キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

口を開けて、しずかに、息を吐いた。
しかし、再び吸うことは、出来なかった。

横蔵寺のミイラは、少し前かがみで、力が抜けた姿だった。
妙心法師は、200年前、36歳で即身成仏してミイラに。

このミイラは、間違いなく本物なのか。
それが、知りたかった。

田舎の小さな寺に、重要文化財の仏像が22体。
そんな寺、見たことあるだろうか。
    ※    ※    ※    ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

昨日の華厳寺の、西の方にある。



ここへの道は、中山道から来る場合、先日の赤坂宿から来る。
分岐点があって、谷汲(たにぐみ)への道があった。

あと400㍍で、広い駐車場。 迷わないで、ここに停める。
少し歩いて、門前の家並みを見るのが、好き。

正面の谷に行くのかなと思った。  違って、少し左に行って、右に曲がる。
ここから見たら、左の奥。

14年5月8日 (1)

この道の終点に寺があった。  あと、200㍍。 ここは、横蔵(よこくら)と云う集落。

14年5月8日 (2)

少し行って、右に駐車場。  正面の森に、建物(伽藍)が点在している。
突き当りを右に曲がって、仁王門に行く。

14年5月8日 (3)

谷汲(たにぐみ)と呼ばれる地域の、観光案内。

14年5月8日 (4)

ミイラは、左の舎利堂にある。
昔の横蔵寺は、左向こうの山の上にあった。  ここから、1.5㌔。

14年5月8日 (5)

※ 上の図で、熊谷直実(くまがい なおざね)の墓がある。
  これは、信じられないが、
  熊谷直実は、平治の乱で源義平の家臣として、働いた。
  一昨日のブログで、義平はその乱の後捕まって、打ち首と書いた。

  直実は、その前は、平家方にいたことも。
  一ノ谷では、義経と一緒に、敵陣に坂を下って突入。 一番乗り。

  そして、平敦盛を組み伏して、首を刎(は)ねる。
  刎ねる時は、敦盛とは知らなかった。
  敦盛は、青葉の笛を持っていた。

  彼は、後で敦盛と知って、後悔する。
  仏門に入る、きっかけの1つに。

  横蔵寺の中興の祖ということで、墓がある。(寺伝かな)

  上に書いた、熊谷直実が仕えた、源義平にも青葉の笛の伝説がある。(一昨日紹介)
  直実は、2人の青葉の笛の主と、関わった。

駐車場から、赤い橋を渡って、ここに来た。  正面に、仁王門。

14年5月8日 (31)

最初の石段を上がったら、右に、この門。 寺門とある。 奥に、庫裏。  

14年5月8日 (32)

大きな門。  江戸時代の物。  山の上のは、信長に焼かれた。
信長は比叡山を焼いた。  だから、後に天台宗のこの寺も。

大きな草鞋。

14年5月8日 (33)

※ 門の中に、仁王様はいなかった。   
  重要文化財なので、瑠璃殿という宝物館に置いてある。  後で見た。 こんなの。  写真はダメ。
  肥後別当定慶(ひごべっとうじょうけい)という人が、1256年に彫ったと分かっている。
  かれは、運慶の子供のよう。

右で工事をしていた。 三重塔の修復工事。  今年の秋に完成。

14年5月8日 (8)

こんな塔。 良さそうですよ。 ※ 写真は、Wikipediaからお借り。
赤いのもいいが、これはこれですね。  新しいのは、赤くなるのか。

14年5月8日 (27)

本堂です。  本尊は、木造薬師如来坐像。  
元々の本尊は、運ばれてる途中、動かなくなった。 それで、この地にお寺。
昨日の華厳寺と同じ。  伝説も、同じのがいっぱいあると、真実味がなくなる。

また、元々の本尊は、延暦寺が焼けた時、向こうに行った。
今の本尊は、その後のもの。(寺伝)  本尊は、こんな像。   見られるのは、60年に1度。

14年5月8日 (34)

本尊は、この奥に。  重要文化財になってるので、鑑定されている。

14年5月8日 (9)

前の部分に、前に流れてる屋根がある。  向拝(こうはい)と云うのかな。
1671年に完成。  状態がいい感じがします。 修復が終わっているよう。

14年5月8日 (35)

坂を下って、谷の反対側に行く。   観音堂。   昔の本堂などは、向こうの山の上にあった。

14年5月8日 (10)

ツツジでしょうか。

14年5月8日 (11)

舎利殿。  妙心上人舎利仏、とある。  これが、ミイラのこと。  ここにある。

14年5月8日 (12)

向き合って、こっちは瑠璃殿。  宝物館。  こっちを先に見る。

14年5月8日 (19)

いくつか紹介。 左は、深沙大将(じんじゃだいしょう)。
玄奘三蔵がインドへ行く途中、砂の中から現れ、玄奘を守護したと伝えられる。
そんな神。 腕にヘビが巻き付いている。 向かって左の手にも、ヘビ。

管理人は、おばあちゃん。 この仏像が一番願いを叶えてくれると言った。
それを信じて、賽銭を出してお参り。 叶ったらまた来る。

おばあちゃんは、質問しても、聞こえなかった振りをして、たくみに、自分の知ってる話に持っていく。
どのお客さんにも、同じことを話していた。

拝観料は、ミイラと合わせて、300円。 領収書になる、券は無い。  薄い説明の紙が1枚。
券は無いのと聞くと、土日はあると答えてお終い。

中は、大日如来。  部屋の中、三方に、重要文化財が並んでいた。
右は、板彫法華曼荼羅、というもの。 読みは、いたほりほっけまんだら、か。  仏さんがいっぱい。

14年5月8日 (29)   14年5月8日 (30)   14年5月8日 (36)

舎利殿。  ミイラはこの中。  右奥に。

14年5月8日 (17)   14年5月8日 (18)

200年前ですね。  上に、学界でも謎、とある。 ※ この言葉については、後ほど。

14年5月8日 (20)

※ 写真は撮れない。 岐阜県のHPから。 使っても大丈夫。 写真が悪くならないなら、加工も可能。

説明には、自然のままにこうなったとある。 食べ物とかは、工夫してたんだけど。
ミイラになると、永遠の命が手に入るので、挑戦する者が出る。
修行の中では、一番大変。

人は、息を吐いて、吸えなかった時が、死ぬとき。
その瞬間の姿に見える。  足の骨も見える。  小柄な感じ。 この人は、四国も西国も、全て歩いた。

14年5月8日 (25)   14年5月8日 (26)

自然のままにこうなったの説明は、もちろん、真実ではない。
どこか、不自然な所はないか、探した。

目ですね。 目の玉は大きいのに、乾燥したあと、あまり凹んでいない。
どのように作ったか記録がないと言うことは、不十分だったミイラを、加工したのかも。
カッパでもなんでも、ミイラのようなのは、いっぱい作った時代があった。

中が、木ということは、ないよう。

学会でも謎とあったが、この言葉は、少し引っかかる。

ネットでの情報ですが、調べてみたら、このミイラは、昭和25年に調査されている。
でも、その結果を書いた文書は、寺にはないと言う。

ある組織が、このミイラの学術調査のお願いを、寺に何度もしているが、寺側は決して了承しない。
このようなことは、よくあること。
はっきりするのを恐れる理由が、寺側にはありそう。

仏像は、すべて、調査が終わっているが、このミイラの正体は、分からない。

寺伝では、甲府の方でミイラになったとある。
明治に入って、甲府で、ミイラになり切れなくて、死んでしまった人がいる。
もしかしたら、この人をミイラにしたかも知れない。(ネットの情報は、日本珍スポット100景)

ミイラにはなっていなかったから、ミイラに見えるように、手を加えた。

寺側は、このことを知っているので、学術調査を拒むのかなと。
偽のミイラと分かったら、この寺には、誰も来なくなる。
今は、ミイラは、打ち出の小槌。

真実が分かる時が来るでしょうか。

下は、山形県の湯殿山の近くの大日坊で見た、即身仏です。 ミイラと言ってもいいでしょうか。
   湯殿山大日坊 真如海上人の即身仏 ~鶴岡市~   他  (2010/10/4)

14年5月8日 (28)

外に、ボタンの花。

14年5月8日 (13)

おばあちゃんが、白がきれいと言った。

14年5月8日 (15)   14年5月8日 (16)

花を咲かしたので、石で囲った。 毎年咲くそう。

14年5月8日 (14)

新緑の、モミジ。  小さな種が出来ていた。 プロペラみたいのが。 2㌢無い。  
秋になったら、大きくなって、くるくる回って落ちる。

14年5月8日 (21)

この後、戻る。   橋を越えたら、駐車場。
ネギ坊主。

14年5月8日 (22)

この花は、終わったのか。 これから開くのか。

14年5月8日 (24)

この川には、蛍が棲むという。

14年5月8日 (23)

今日は、ゆっくり、古い仏像を見ました。
焼き討ちにあうと云う情報が入ったら、みんなで担いで、山の中に隠したそう。
横蔵寺は、村人総出で、それを徹底したのでしょうね。

だから、これだけの仏像が残った。
見応えありました。

ミイラと仏像は、300円という良心的な金額で、見学できている。
これがあって、もし本物でなくても、腹は立たない。

人間、骨と皮になったら、こんな姿。

妙心上人さんは、永遠の命は手に入ったんでしょうか。
どこで何してるんだろう。

【今日の歌】   青葉の笛   動画の中の花は、アツモリソウですね。 敦盛の背中の袋に似ている。



【道の駅】   富有柿の里 いときぬ

【明日の予定】  大野町バラ公園かな。  咲きだした状態だけど。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 横蔵寺、妙心法師のミイラ。  重要文化財の仏像が、22体。~揖斐川町~  他  (2014/5/8)
  • 2014年05月09日 (金)
  • 09時12分29秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、7回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
よろしく。


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